hokuhokkunnの日記

日々の思った事や株の事について書いていきたいと思います。

不必要な物はない

世の中で断捨離とかミニマリストとかが流行っていますが、世の中必要でない物はないと思っています。しかし人間自分で処理しきれない程の物や情報があると管理する事にエネルギーがいるため、出来るだけ自分の周りをシンプルにしようとします。私は喫煙者ではないですが、最近タバコの害が叫ばれ、タバコ=害悪という風潮になっていますが、本当にそうなのでしょうか?タバコが100パーセント害悪な物であれば、長い間これほど利用されていないのではないでしょうか?又社会主義=悪のような意見もありますが世界全体で考えれば社会主義の存在意義も重要な事であるような気がしてなりません。右があるから左があるように両方が存在しているからバランスが保てている事もあると思うからです。世の中がある一方向に大きく動こうとしているとき、非常に大きなエネルギーが必要であるため、どうしてもこれが絶対正解であるとの意見になりがちです。学問であっても実用性のある学問ばかりを追求していてもいいとは限りません。一見何の役にもたたなさそうなゴミのような学問からとてつもなく必要な理論が生まれてくる可能性もあります。理系も文系もそれぞれ必要であると思います。

そういう意味では最近の世の中は、一方向に動こう、動こうとしているのかもしれません。産業革命等と云われていますが、大きな変化として生活のハイテク化が著しくあると思います。どんどん生活機器がハイテク化して複雑となり、それになかなか人々の能力がついていけていないような気がしています。パソコン、スマホ等次々と前の機種の使い方さえマスターしていないのに新しい物が出てきます。表面上だけ使い方を覚えた状態でなんでも新しい物が出てしまいます。又近々東京オリンピックがあり、人々が外国語を話せないために、自動翻訳機等も普及し始めています。世の中の流れの速さに人々の能力がついていけていない。そこを補うところにビジネスが生まれています。キャッシュレス社会等、高齢化社会であるのに技術だけが更に新しい世代向けに発展していく等矛盾点を挙げればきりがありません。本当の需要と供給がかみ合っていないと感じるのは私だけではないと思います。ただ経済を発展していくためには純粋に需要と供給がかみ合った状態を作ってはいけないのも確かであるとは思います。本当にみんなが使いやすい完成形の機器を発売してしまったら今後新しい機器を出す意味が無くなってしまって物が売れなくなってしまいます。本気で一気に需要に合わせてしまうと今後それ以上の物が出すのに時間がかかってしまい経済を停滞させてしまいます。よく需要は作る物であると云いますが本当にその通りで、そもそもハイテクに需要等もともとはそんなにないのかもしれません。今後私たちが豊に生活していくために、この茶番劇が続いていく必要性があるのです。それにしてもどんどん複雑化してくる日常生活、又この一方向だけに動いている世の中で埋め合わせするような何かが必要になってきているような気がしてなりません!